研究室に関するQ & A

1 どんなラボセミナーが行われていますか?
 ラボセミナーは、週に1回か2回。内容は、プログレスレポート、ジャーナルクラブ、オープンプレゼンテーション。
・プログレスレポート: 過去一ヶ月の間に行った研究の報告。月に1回ずつ発表。
・ジャーナルクラブ: 最新論文の紹介。月に1回ずつ発表。
・オープンプレゼンテーション: プレゼン練習。スライドの作り方や発表の仕方をチェック。4ヶ月に1回ずつ発表。

2 ラボセミナーはどんな言語で行っていますか?
 原則日本語で行っています。ただし、留学生もいるので、スライドは英語での記載になっています。留学生の発表は原則英語です。

3 一日のスケジュールはどんな感じですか?
 自由に実験・研究できます。一日のスケジュールは、メンバーや学年によりまちまちです。ただし、平日9時から18時は、コアタイムとして、どのメンバーにも研究室にいて、がんばって実験・研究をしてもらっています。

4 フロンティア医科学学位プログラム(修士)の年間スケジュールはどんな感じですか?
 M1の7月に研究計画公開発表会、翌3月に中間個別審査会、M2の10月に中間公開発表会、 1月に最終公開発表会と個別審査会、が行われます。M1の4〜6月は授業が多くて忙しいですが、7月からは修論研究に集中できます。博士進学の人は入試がM2の8月と翌2月にあるので、それまでじっくり研究ができますが、修士で就職の人には安心して就活ができるように、中間個別審査会までに何らかの成果を出せるように頑張ってもらっています。

5 医学学位プログラム(博士)の年間スケジュールはどんな感じですか?
 D3の6月に中間公開発表会、D4の10月に予備審査、12月に本審査、が行われます。行事等で忙しい時期は特になく、じっくり研究ができます。頑張って、研究成果と業績を十分出せれば、3年で早期修了することも可能です。

6 研究テーマはどのように決めるのですか?
 複数テーマを紹介し、希望を聞きます。これにラボ滞在予定年数と力量を加味して決めます。参考 過去のD論・修論・卒論のタイトル

7 学術学会での発表はできますか?
 できるだけ発表してもらうようにしています。特に毎年9月に行われる小型魚類研究会には、卒研生でも発表できるよう頑張ってもらっています。その他、6月の日本発生生物学会、同月の生化学会関東支部例会、10月の日本生化学会、12月の日本分子生物学会、がよく参加する学会です。国際学会に関しては、9月の筑波会議(TGSW)の他、論文発表レベルの成果がでたら参加してもらうようにしています。

8 外部から参加しても大丈夫ですか?
 問題ありません。筑波大以外の学生が参加した実績も多々あります(参考 現メンバー過去メンバー)。もちろん、積み重ねがある方が有利ではあります。そのため、学部から外研で来てもらった人もいます。

9 卒業後の進路は?
 さまざまです(参考 過去メンバー)。 修士院生でも卒研生でも、進学の人も就職の人もいます。就職先も、食品系、医療系、検査系、病院、流通系、IT系、公務員、と様々です。過去の博士院生の就職先は、大学、企業、研究所、企業、です。

10 お金のサポートはありますか?
 研究室レベルでは特に行っていませんが、大学レベルでは、各種TA、RAなどのサポートはあります。奨学金の枠もかなりあるようなので、利用するといいと思います。奨学金を受ける場合には、(修士論文研究の)成績に応じて、半額や全額の返却免除制度もありますので、修論研究を頑張るのは手でしょう。賞をとると有利になります。博士課程に関しては、学術振興会・特別研究員のDC1・DC2に採択されると、給与をもらいながら大学院生活を送れるので、進学を考えている人はぜひ狙ってください(当研究室では、これまで数名の採択者がいます(参考 過去メンバー))。また、今年度からJSTの「次世代研究者挑戦研究プログラム」によるサポートも始まりました。いずれの採択にも学術論文の履歴が重要になります。これとは別に、ヒューマンバイオロジー学位プログラムに関しては全員に支給される経済的サポートがあります。

11 教員との関わり合いは?
 ラボミーティングとは別に、30分前後の個人ミーティングを2週間に1回行っています。研究や実験についてはもとより、さまざまなことを気楽に相談できます。

12 研究室のイベントは?
 歓迎会と歓送会、それに忘年会を行う程度です。本当は、ラボ旅行やスポーツ大会もしたいところですが、最近はあまり流行っていないようで自重しています。やりたい人がいたらぜひとは思っています。


リクエストがあれば後日増やします